across the sea by WEEZER
ハイシマ人類君からこのアルバムを語って欲しい、というリクエストをいただいたので、早速。i-podでは時々聴いてたのだけど、ステレオで聴いたのは久しぶり。いやあ、やっぱり最高ですわ。i-podで聴いたときって、僕の耳ではmp3だから音が悪いとか思うわけではないのだけど、なんか音楽を聴いている時のワクワク感、高揚感が決定的に薄い気はしますね。勿論、それは音云々以前の聴く環境が大きく影響しているかもしれませんが。
閑話休題。このアルバム、1stがバディホリーのヒットもあって売れ過ぎた反動なのか、可愛そうなことにセールスが振るわず、ベースのMatt Sharpの脱退もあったりして、しばらく隠遁生活が続くことになります。Dave Friedmannの最高の録音が実はその荒っぽさが仇となり聴きづらさになってしまったのかもしれませんが、まことに残念なことです。まあ、そのうち力強くリヴァースは復活してくれたので、結果オーライということで。ちなみに、マットのバンド、レンタルズ(最近、どうしているんでしょうね?)の音を聴く限りは、このアルバムはかなりマットの色が出ている、というのが僕の印象です。曲を作っているのはリヴァースなんだけど、このアルバムに収録されている楽曲は、それ以外のweezerの作品と比べると突出して走った演奏で、ブーストのかかり方がハンパない。ある意味彼らの中では異色の作品と言えるのですが、日本のファンはこの作品を大絶賛しておりました。日本のファン、偉い(笑)!!
このアルバム。いきなり、月曜は~~と寝て、火曜は~~と寝て、もう僕はすっかりセックスに飽きちゃったよ、どうやったら本当の愛を得ることができるんだい?なんて曲(tired of sex)からスタートします。ある意味、妄想劇場のオンパレードなのです。ただ、これが妙に泣けるんだ。ホント、不思議なアルバムであります。今回ここで挙げた曲(across the sea)は、日本のファンから来たファンレターを読んで、ああどんな子なんだろうな、会いたいな、と非常に変態チックに悶々とするという曲。ああ、字面にするととてもしょうもないんですが、とても素晴らしい歌詞で、サビはこんな名フレーズです。
why are you so far away from me? I need your help and you're away across the sea
I could never touch you-I think it would be wrong
But I've got your letter and you've got my song.
ちなみに余談ですが、このアルバムのリリース後の日本ツアーに僕は行ってまして。それはそれは衝撃的なライヴでした。あまりにも演奏が下手すぎて(笑)。お金払って観に行ったライヴではいまだにダントツ。テンポは遅いわ、乱れるわ、最後のonly in dreamsなんて、ベースから始まるのにベースのチューニングがあきらかにずれている。本当に踏み絵のようなライヴでした。けど、それで嫌いになるということもなく、現在に至っています。今思えば、その下手さ加減も青春っぽくて、わざとだったのかな?なんて思ったりもするんですよね。というのも、1stのdeluxe editionに収録されているライヴはきちんとしてますからねぇ。ということで、結構思い入れのあるアルバムです。
以上です、人類君。やっぱり思い入れのあるアルバムは語ると長くなるのよ(笑)。ということで、ではまた~。




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